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鰻生息環境改善支援事業・ウナギの標識放流が行われました。

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    17日㈬に全国に先駆けて全国内水面漁業協同組合連合会(以下、全内漁連)による鰻生息環境改善支援事業によるウナギの標識放流が入間川で実施されました。この事業は今年より水産庁指導のもと全内漁連が事業主体となり埼玉県漁連と埼玉県水産研究所そして入間漁業協同組合が協働しています。(写真の左奥から、水産庁増殖推進部栽培養殖課伊佐課長、内水面指導班内水面増殖係の鎌倉さん、内水面指導班鈴木課長補佐、そして入間漁協古島組合長、全内漁連の内田技術顧問

    ウナギの減少は国際的にも注目され国を挙げての保護増殖が急務となっています。今まで河川管理者による治水を第一義とした河川改修などによってウナギをはじめとする在来魚類の隠れ場所は失われてしまいました。そこで人工的に造った石倉がウナギにとって有効なものなのか。ウナギがどの程度隠れ家に石倉を利用するか調べるのが今回の標識放流の目
    的です。11月の石倉設置作業に引き続き水産庁から増殖推進部栽培養殖課の伊佐課長と内水面指導班の
    内田さんと中奥さん鈴木課長補佐が放流現場視察においでになりました。中でも内水面漁業振興室の中奥室長には午前の作業から協働していただきました。いかに同庁がウナギ保護増殖に注力しているかがわかりますね。(写真の左が全内漁連技術顧問の内田先生、右が水産庁の中奥室長。本当にご苦労様でした。)

    まず午前中に加須市にある埼玉県水産研究所でウナギを識別するためのヒレの切除作業が行われました。全内漁連の大越さん、技術顧問の内田先生が指導にあたり魚の扱いに慣れた県漁連の大友さんを先頭に入間漁協組合員が切除作業を実施しました。放流するウナギの半数は右胸鰭、あと半分は左胸鰭をハサミで一部切除します。それぞれ設置された石倉付近と施設していない場所に放流したウナギを個体識別するためです。午後には加須から圏央道経由で入間川にトラックで移送し無事に放流することウナギができました。(写真は入間川に放流直後の元気なウナギたちです)

    本事業に快く協力いただきました埼玉県水産研究所の梅沢所長、職員の皆様ありがとうございました。そして県漁連職員、漁協組合員の皆様は朝早くから夕方まで本当にご苦労様でした。石倉がある場所とない場所でどのような違いが生じるのか、今後のモニタリングの結果に注目していきたいと思います。(埼玉川の国アドバイザー吉田俊彦)

     

    ※以下作業風景のスナップ写真です。奮闘の様子是非ご笑覧ください。

     

    大越さん20170517ウナギ標識放流

    朝から分かりやすく陣頭指揮をとられた全内漁連の大越さん。(写真中央)

    まず、この浅い水槽で氷水につけウナギを急速冷却。すると休眠状態になって動かなくします。
    大友さん

    埼玉県漁連の大友さんは皆のお手本です。さすがに仕事が丁寧で速いです。
    ひれ切除

    ウナギがじっとしているうちにこのようにハサミでヒレの一部を切除します。
    飯能支部

    魚をさばくのが上手な飯能の土屋支部長。慣れた手つきですね。
    平沼さん

    当組合の平沼副組合長も奮闘しております。(写真左)時間が経つとウナギが目を覚ましてしまうので作業は時間との勝負です。
    石倉付近浅場午後2時過ぎに無事に入間川に到着しました。
    石倉付近放流まず、石倉や障害物の近くに放流しました。
    原市場支部長こちらは石倉のない地域。原市場支部長の川崎さんです。減水していてこの深さがあります。
    荒井の兄貴飯能支部の荒井さんが丁寧にウナギを放流しています。この努力がモニタリングの成果につながるように願って止みません。
    (写真と文 吉田俊彦)

     

    入間漁業協同組合 * - * 08:58 * - * - * -
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