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人工産卵藻に120万粒も産卵!

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    水がない続報です。4月16日に入間川笹井堰上流に設置された公益財団法人日本釣振興会本部事業による人工産卵床。実はその翌日の17日に笹井堰の突然の水位低下があり設置した2基の人口産卵床が地上に露出してしまいました。堰の水門が通常よりも大きく開いており笹井堰自体が空っぽになってしまいました。管轄の県土にも問合せ中ですが、何故そのような事態になってしまったのか今も分かりません。仕方なく18日早朝に露出した2基を水深のある場所に移動干上がったしました。その後水門が戻されたため20日には産卵床周辺の水位が戻ってきましたがコイが産卵する様子はありませんでした。

     

    変化が現れたのは日曜日、コイが再び集まり集団を作り始めました。22日月曜日は鮎の放流日。午前中、堰より1キロほど下流の霞川合流点付近で防鳥テープ張りの作業をしていたところに、堰上でコイがはたいているとの報。午後1時過ぎに現地に行ってみると4基全ての産卵床の人工産卵藻に多数の卵が移動しました。産み付けられていました。残念ながらコイの産卵の瞬間には立ち会えませんでしたが、50尾近いコイの大集団が人工産卵床の近くでとどまっているのが観察できました。びっしりと産み付けられた卵の数は膨大で想像をはるかに超えたものでした。

     

    今回の産卵数を把握し、今後の指導を受けるため23日火曜日の午後、埼玉県水研と漁連水産研究所の山口さんと埼玉県漁連の大友さんに現地を視察していただきました。実はこのポリエチレンの人工産卵藻の作り方を確立したのが大友さんなのです。お二人ともコイ科魚類の人工産卵に関してプロ中のプロなのです。産卵床の設置後の17日に堰の水門操作による急激な水位の変動あったこもお伝えました。山口さんによるとそのような急激な水位の変化は、もしかすると産卵行動の引き金になった可能性があるとのことです。産卵状況をご覧になった大高密度友さんは「すごい!これは大成功だ。95パーセントは受精している」とのこと。山口さんは「水位の変動する河川ではこの木材につるす方法が良かったですね。一つの産卵床で少なく見積もっても30万粒の卵が付いてますね」と言います。「4基すべてが同程度ついているので、全部で約120万粒の受精卵があると考えられます。私が保障します」と嬉しそうに宣言されました。

    本日24日の朝、多数の卵で黒い点々が見えるようになって来ました。待望の卵アップ発眼卵はとても可愛く感動的に見えました。(報告・写真と文=吉田俊彦)

     

     

     

     

     

     

    カウント作業水研の山口さんがサンプリングし卵数をカウントしています。
    本日24日朝の発眼卵。目が判りますか?
     

    ゴールデンウィークになってその後、、、、孵化しました!

    稚魚いました。いました。
    稚魚2小さいけれども元気に泳いでいます。
    知来川の中人工産卵床の産卵藻を確認すると、もう何も付いていません。チラカゲロウなどの遊泳型のカゲロウの幼虫が沢山隠れていました。付近に稚魚もいるのでもう少しこのままにしておきますね。この事業に関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました。お陰様で大成功!です。また入間川が好きになりました。それではみなさんまた入間川でお会いしましょう♡


     

     

     

     

    入間漁業協同組合 * - * 10:59 * - * - * -
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